東京・横浜グルメ散歩日記

~東京・横浜のグルメ散策ブログ~

稽留流産確定から自然流産になった時のこと ~3度目の自然流産~

自然流産した時のことをかなり具体的に書いております。

苦手な方はスルーしていただければと思います。

 

自然流産が、どんな感じなのか仕事は休まないとダメなのか等、いろいろと参考になさる方もいるかなと思いまして。

私は過去に2度の自然流産を経験しているので、流産の流れには詳しくなってきた気がします。(涙)

私の経験が誰かのお役にたてればと思い書かせていただきます。

いや、誰も、こんな経験しない方がいいんです。

 

前回に愛育病院を受診した翌日から、茶色の血液が出るようになり、その2日後には鮮血になりました。

あー、また流産が始まったなという感じでした。

今回は、いつもより胎児が成長してるのもあって、どんだけ痛いのかなぁ。とか思う自分もいましたし、急に仕事を休むことになるかもしれないというストレスもありました。

 

だんだんと鮮血が増えていき愛育病院受診後、4日後くらいに、だんだんと重い生理痛のようになってきました。

これは、まずいぞと思い、痛みで立ってるのが辛くなってきました。

頑張れ、頑張れと自分を励まし痛みとたたかいました。

痛み止めを持ってたら飲んで、少し楽になったと思うのですが。

もう飲んじゃダメな理由もなくなりましたし。

 

出産を経験したことがないので、陣痛がどんな痛みなのかも分かりませんが、陣痛のような等間隔の腹痛がくる感じとネット上で表現されている方が多いです。

流産の痛みは、陣痛のように波があることが多いらしく、私の場合は生理痛の3倍くらい重いのがベースで、定期的にめちゃめちゃ痛くなるという感じでした。

ただ、昔、ひどい子宮内膜症だったため、その時の生理痛に比べたら楽です。

子宮内膜症MAXだった時は、生理が恐怖でした。

痛みのせいで、仕事中でもトイレで吐いたりしてました。

話が脱線してしまいましたが、痛みが増してきましたが、仕事は、できました。

ただ、痛みがきて変だぞと思った1時間後くらいに定時になったので帰れたので、そこまで支障がなかったのかもしれません。

 

自宅に帰宅して、どんどんと痛みが増して、立ってられなくなりました。

最初の痛みから3時間後には、脂汗をかいてました。

眉間に皺を寄せて、うーーーーん。ってうなる感じです。

夜用の大きいナフキンを何度も交換したりしてました。

最初の痛みから4時間後には、腹痛と腰痛が、かなりきつくなったので横になりました。

痛い、今までの流産で一番痛い気がする。

多分、胎児も今までで一番大きさも大きいからだ。

腹痛がどんどんときつくなってくる。

痛い波がくると、痛くて声も出せなくなってきました。

くぅーーーーーーーーーーーーー。って感じです。

でも耐えられないわけじゃない痛みです。

子宮内膜症MAXのあの時の痛みに比べたら、まだ大丈夫。

 

少しだけ塊(レバー状)のようなものが出てくる感覚がありました。

トイレに行ってみてみると、レバー状のすごい量の塊がデローンと出てきてます。

赤ちゃんじゃないなと思い、トイレに流しました。

まだまだ痛いです。 

また、横になりました。

うーーーーーーーーん。痛いぞ。

いつ、この痛みが終わるんだろ。

痛いぞ。

出血が、比べ物にならないくらい多くなりました。

血の量がすごいんです。

大きめの塊がボコボコッと出る感覚がありました。

トイレに行くと、何だか、すごい量のレバー状の塊が出てきてます。 

3センチの赤ちゃんを守るために、たくさんの付属物が子宮内で出来ていたんだなと再確認しました。

ほんとうに、すごい量のレバー状のものが出てきます。

 

でも、まだ胎嚢っぽいのは出てきてない気がします。

まだまだ腹痛があります。

また横になりました。

そして多分、7時間後くらいに、何かドロンと出てくる感覚があり、あれほど痛かった腹痛がなくなりました。

あぁ。多分、出てきたんだなって思い、またトイレに行きました。

デローンと、ナプキンの上に大きな塊がでてきました。

3センチ程の半透明の膜につつまれて羊水の中に入った赤ちゃんが。。。。。。

こんなにハッキリと見れるなんて、なんだか、すごいものを見てしまった感じがして、驚いてしまいました。

膜に包まれた袋の中で、ぷかぷかと浮かぶ、ヒヨコのような、タツノオトシゴのような、そうゆう感じのものが見えました。

これが、赤ちゃんなんだ。

ふよふよと浮かんでます。

こんなに成長してたんだ。

そうかぁ。

すごい神秘的なものが見れた。

赤ちゃんも、成長しようと頑張ってたんだよね。

頑張ってくれて、ありがとうね。

私のお腹が、成長しにくいからいけないね。

 

夫は、血が苦手なので見たくないかなと思ったんですが、興味をもっていて見たそうだったので、赤ちゃんを見せたら驚いていました。

夫は、私が痛い思いをしているのとか、辛い思いをしているのを、かわいそうだとか、そうゆう気持ちはあるのですが、子供に関しては、そこまでありません。

 

最初の流産は実家でしました。

その時は、心拍確認も出来てなくて出てきたものは、胎嚢のみでした。

夜だったため、夜間に病院に電話したらトイレに流してくださいと言われたんです。

その時、父は、トイレに流せなんて、そんなのかわいそうじゃないか、だったら寂しくないように家の土に埋めてあげようと言ってました。

いやいや、病理検査して欲しいから、それはダメだよと私は、話していた気がします。

私が、たぶん、あの家で一番、冷たかった。

母は、ジップロックの袋の中にいれて冷蔵庫にいれるのも、ここにいたら寂しくなっちゃうからって、かわいいタオルを下にひいて、その上にジップロックに入った胎嚢を置いてました。

子育てを経験している人は、やはり気持ちが違うんだなと思いました。

夫は、流産して出てきた物を子供として、とらえてないんだなって思いました。

痛いのなくなって良かったよ。って、とにかく私の心配ばかりをしてました。

私の場合は、それで大丈夫なんですが、きっとダメな奥さんもいますよね。

もともと、夫婦2人で幸せじゃーん。って考えの人だからかもしれないけれども。

まあ本心を言えば、自分の父との反応の違いをみると、子供にたいして冷たいのかなって思ったりもします。

男の人は、子供に関しては、自分がお腹の中で育てるわけでもないし、痛みも経験するわけではないから、どこか他人事の発言が出たりもあるんだなーって思います。

あくまで、私の考えです。

 

今まで事前に胎児を保存するための溶液(生理食塩水等)を用意していたんですが、今回は予想外に流産の進行が早くて、何も用意していませんでした。

 

夫が、漫画の『闇金ウシジマくん』では、指を切った時に、切った指を手作りの生理食塩水にいれてた!とゆっていて、夫が、いそいそとネットで調べて、家で、生理食塩水を作りました。

 

0.9%生理食塩水の作り方(鼻うがい用として書かれていました)

注意:正しい作り方かどうかは分かりません。市販のを買うのが一番かなとも思います。

・1リットルのぬるま湯に対し、9gの食塩を入れて溶かします。

・500ccなら4.5g(水(消毒用) 500ml・塩 小さじ1)

  1. 殺菌のために、水を10分程度沸騰させます。生理用食塩水に使う水は時間がたったら充分に冷ましておきます。
  2. 生理用食塩水を入れるための器を1で沸騰させた消毒用の水で殺菌します。(火傷に注意)
  3. 充分に冷ましておいた水に塩を加えて溶け残しがないようにかき混ぜます。
     

上記の溶液を夫は、煮沸せず殺菌をしないで水道水の浄水器でろ過した水で直接作りました。赤ちゃんを乾燥させる方が組織が壊れてしまってよくないかなと思って。

よく考えたら羊水で守られているから赤ちゃん自体は、大丈夫だったかもしれない。

なので、水を煮沸する時間があったかもしれません。

とりあえず等張液であれば、浸透圧等が一緒だから組織が破壊されることはないから大丈夫かなと思って。

病院で病理診断してもらえればいいなと思いました。

赤ちゃんを、ジップロックにいれて、生理食塩水の中で、ぷかぷかと浮かばせて冷蔵庫に入れました。

 

でも、なんか、おかしくない?

指を切られたウシジマくんって、誰よ。。。。。。

漫画と同じ行動。。。。。。

えぇーーーーーーーーー。。。

 

 

また横になって寝ようと思ったら、再び、ひどい腹痛。

トイレに行くと、サラサラな血が、すごい勢いで出ている。

胎嚢が出てくる前よりも出血が多いです。

少し塊も出たし、また大きめの夜用のナフキンをしました。

さらに大きめの塊がデロンデロンと5センチ×5センチ大くらいのが出てきました。

ここまでくるのに、夜用のナフキンを6回以上はかえてます。

通常じゃない量の塊が出てくるので、かえがなかったら、レバー状の塊だけでもトイレで流して、なんとかのりきるってことも出来るとは思います。

だいぶ出血して、少しずつ痛みもおさまってきました。

ここまでくるのに8時間くらいは、かかったかもしれません。

私は、たまたま仕事の終了時刻くらいから流産がはじまったので、早退することもなかったのですが、あの痛みの中で大事な会議とかは無理ですね。

なので、出血が多くなったら、仕事を休むことが出来れば一番ですね。

早退等になって、逆に迷惑をかけてしまう場合もあるかもしれないので。

 

そう思うと本当に親孝行な子だったんだな。と思います。

翌日に休めたら、病院に行くのが一番なんですが、私は、仕事が休めなかったため職場へ行きました。

腹痛や出血はありましたが、痛み止めを飲むこともなく仕事をやりきることが出来ました。

病院へ行った時のことは、違う記事で書きたいと思います。

 

自然流産を選択する方、選択できる状態にある方は小数派なようで、ブログも情報も多くはありませんでした。

病院での流産手術の説明は、手術をすれば胎児の遺伝子検査をすることが出来る可能性があって胎児に染色体異常があったから流産したのか等を調べることが出来るみたいでした。

胎児に異常がなければ母体の不育検査となっていくのかもしれません。

ただ、お腹の中で死んでから日数がたっていると組織が壊れていたりして、手術はしたけど流産の原因は調べることが出来ませんでした等のことになる可能性もあるみたいです。 

胎児の遺伝子検査も、それなりの値段がするみたいなので、それで結局ダメでしたー。みたいなことになっても嫌ですよね。

愛育病院は、自然流産、手術、どちらかを選べる病院でした。

私がそうであったように、もし仮に自然流産を選択した方がいらっしゃったとしたら、1つの体験談としても、読んでいただければ本望です。

手術も、簡単な手術といっても、子宮の中から搔き出すわけですから、子宮に傷がつかないとは言い切れません。

何を選択するかは、人それぞれだと思います。

 

 

自然流産のあと、病院へいった時のことは次回に書かせていただきます。

 

みなとみらい夢クリニックに電話したら流産が落ち着いたら、また来て下さいとのことでした。

流産してるのに、卒業の時に支払う体外受精の成功報酬とかのお金を払えとかの催促状がきたら嫌だなと思ったけど、こないかな。

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