恋の病以外効かぬ病はないとの言い伝えがあるほど、効能の高い草津温泉。
草津には昔は100以上の源泉があると言われましたが、1970年に万代鉱を発見し、その後温泉として使うようになってからは徐々に源泉の数が減り、今は6つの湧出量の多い源泉が主なものになっているみたいです。
旅行会社の投票で決まる「にっぽんの温泉100選」(観光経済新聞社)で13年連続1位を獲得するなど、さまざまな温泉地の人気ランキングで常にトップを争う群馬県の草津温泉。
日本一の自然湧出量を誇る日本三名泉の1つ『草津温泉』に日帰り入浴をしに行って参りました~!
ホームページもお洒落です!
HP:https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/
バブル時代以降に減った観光客が戻った今の草津温泉。
名物の湯畑周辺の再開発や赤字化した第3セクターの黒字改革などを推進したのが、2010年に町長に就任した黒岩信忠町長です。
このあたりの説明を詳しく書いていくと違う内容の記事になってしまうので💦
それは、また機会がありましたら。
まず大滝乃湯の温泉施設の駐車場に車を駐車します。
一応、施設利用者のみ無料となる駐車場ですが駐車料金を徴収する係員の方や、駐車券等が発券される場所はありません。
玄関前と裏手に駐車場があり100台までとめれます。
草津温泉の湯畑までは徒歩10分程度です
無料駐車場の中では人気が高いのですがスペースが広い分、空いている可能性が高いみたいです!
無料駐車させて頂くのだから施設は利用します!
施設名:大滝乃湯
料金:大人900円、3歳~小学生400円
施設内容:内湯(女2・男2)・露天風呂(女1・男1)・貸切(内湯1)
※貸切風呂は、1時間2000円
営業時間:9:00~21:00
※最終入館は20:00まで
定休日:12月にメンテナンス日あり
レンタル:タオル 200円、バスタオル 200円
※ロッカー 有り・石鹸 無料・シャンプー 無料・ドライヤー 無料
駐車場:100台(無料)
食事処 湯乃華
ここで後でスイーツやご飯を頂くのもいいですね。
草津温泉の数ある源泉の中でも「美人の湯」として名高い煮川源泉を使っているのが大滝乃湯です。
平成23年12月に大幅なリニューアル工事を行い、「個室(貸切)風呂」を始め、待望の女性専用の「合わせ湯」を新設しました。
施設内には、すでに温泉が湧いてます。
無料で温泉を楽しめます。
こぽこぽ湧いてます。
手を温泉につけて温めることができます。
湯畑に向かって歩きます。
徒歩10分程らしいです。
温泉の量がすごいんですね~。
モクモクしてます。
お土産屋さんがあります。
本場イタリアのソフトジェラートが日本初上陸!
食べ放題が500円(税込)です!
ラスクがお土産で販売されています。
煮川乃湯
木造りの共同湯「煮川乃湯」
湯畑から歩いて10分程のところにあります。
施設利用料は、無料です。
無色透明、強酸味、微硫化水素臭、少しピリッとする湯、PH2.1、51.6℃、689L/分。
草津の中で3番目に熱い源泉で浴槽温度では1番熱く、熱い湯好きの地元の方にファンが多いようです。
男湯・女湯で分かれています。
入口から入って狭い階段を下がり、浴室へ向かいます。
誰もいないです。
注意書きが書いてあります。
入浴マナーについて
お風呂は、誰もいなかったです。
狭いですね。ここに数人いたら、かなり狭くなるのかな。
湯は見た目は、黄色っぽくとても綺麗なお湯。
いかにも酸が強そうに見えます。
かけ湯をすると、かけ湯だけで肌にピリピリと刺激がきます。
分析表の源泉温度は45度となっていました。
湯の匂いは硫黄のいい香りがしました。
千代の湯
湯畑から歩いて約2分、共同湯「千代の湯」があります。
熱の湯源泉
千代の湯は時間湯も行っていて1回560円で湯もみ、湯かぶり、激熱の湯へ数分間一斉に入ったりできるみたいです。
草津のマンホールも可愛いです。
やって来ました!湯畑!モクモクです!
草津温泉の超有名スポット「湯畑」に到着~。
湯畑は、無色透明、強酸味、微硫化水素臭、当たりの柔らかい湯、PH2.08、52℃/源泉、4,040L/分、湧出している草津を代表する源泉地の1つ。
湯元は、草津温泉街の中心にある観光スポット「湯畑」。
白い湯けむりと硫黄の臭いがし、草津のイメージを創っています。
湧き出た湯は、7本の長い木樋を通して自然に温度を下げてから湯畑の端の湯滝を流れ落ち、パイプを通して共同浴場「千代の湯」や、様々な宿に運ばれます。
6つの主要源泉とは、万代鉱・湯畑・白旗・西の河原・煮川・地蔵源泉。
万代鉱の湯元が温泉街のはずれで、この6つは温泉街にあるため、万代鉱以外の源泉は「町内源泉」とも言われているみたいです。
また、稀有で素晴らしい温泉として「わたの湯」源泉もあります。
全体的には酸性が強くて高温なのが特徴。
湯けむり亭(24時間開放・無料)にも人がたくさん。
湯畑の標高は、1,156m
『草津に歩みし百人』とは、町制施工100周年を記念して草津を実際に訪れたゆかりのある偉人・著名人から100人を選出し、石の柵に名前を刻んだもの。
日本武尊(ヤマトタケル)、源頼朝、行基菩薩といった歴史上の人物から、石原裕次郎、渥美清ら名優まで、そうそうたる100人が名を連ねています。
『テルマエ・ロマエⅡ』で演じた主人公ルシウス・モデストゥスが、映画のロケ地にもなった草津の「草津に歩みし百人」の101人目として選ばれ、湯畑を囲む石の柵にその名を刻んだ。
草津に来た記念に撮影できます。
ホテル 一井(イチイ)
湯畑の目の前にあります。
ホテル内のトイレ施設を利用させて頂きます。
後でお土産をこのホテルで購入しました。
トイレのお礼です。
ホテル内なので綺麗です。
ICHII CAFEあんどBARもあります。
HOTEL ICHII Cafe & Bar
店内の様子です。
ぐんまちゃんもいました!
ホテル 一井(イチイ)の隣にセブンイレブンもあります。
湯畑の目の前です。
温泉街っぽいのが販売されています。
レストランやCafe等もあります。
白旗の湯(しらはたのゆ)
白濁、強酸味、硫化水素臭、少しピリッとする湯、PH2.06、55.5℃、1508L/分。
源頼朝が発見したと言われる、歴史の古い湯。
「御座の湯」と呼ばれていたのを、明治時代に源氏の白旗にちなんで「白旗の湯」と改名されました。
湯元は湯畑の少し上。
硫黄分が強く、6つの主力源泉の中で、唯一白濁している源泉。
共同浴場「白旗の湯」や、いくつかの宿が、この湯を引いています。
草津温泉の観光名所「湯畑」より徒歩1分くらいの場所にあります。
開基されてから800年以上の歴史を持つ古刹であるとともに、近年では草津屈指のパワースポットとして認知されるようになりました。
草津温泉の「光泉寺」は真言宗豊山派のお寺で、その歴史は721年(養老5年)までさかのぼります。奈良時代に活躍した高僧の行基(ぎょうぎ)が草津に立ち寄った時に、病人のために祈祷したところ温泉が湧き出たのだとか。
優れた泉質をもつその温泉を守るため、「薬師如来像」を祀った薬師堂を建立し、「草津山 光泉寺」と名付けました。
その後、荒廃の時期を経て、1200年(正治2年)に白根明神の神社を管理するための別当寺として再建されます。
有馬温泉の「温泉寺」、山中温泉の「医王寺」とともに、日本三大温泉薬師のひとつとして数えられ、全国から参拝者が訪れています。
町指定文化財の「釈迦堂」
釈迦堂は、江戸の医師の外嶋玄賀宗静の発願で建立されたお堂です。その御本尊である釈迦如来像は、公慶上人によって1702年(元禄15年)に造られたと言い伝えられていました。
公慶上人とは東大寺の大仏殿再建にその生涯をかけた僧。
公慶上人像は現在国の重要文化財にもなっていますが、当時から、東大寺復興に日本中を翻弄した姿には多く人が心打たれ、尊敬を集めていた高僧です。
玄賀は湯治をしていた15年間に、釈迦如来像に魅せられ、釈迦堂を建立して本尊を安置しました。
しかしこれは長い間言い伝えられた伝説であり、真偽はわからないままでした。
ところが、平成17年の調査によってこのことが事実であるとの文献が発見されたのです。
伝説は300年の時を経て、ようやく事実として認められたことから、釈迦如来像は「遅咲き如来」と呼ばれるようになりました。
境内の看板には、「今まであまり花を咲かせられなかった方々、もう一度花を咲かせたいと願っている皆様、是非お参りし、願いを叶えていただきますよう祈念申し上げます」とあります。
日本で最も劣化の早い梵鐘(ぼんしょう)
通常の梵鐘の寿命は、500年とも1000年とも言われますが、この鐘は草津温泉の酸化した空気を浴びているため70年~80年での交換になります。
草津温泉バスターミナル
地元の人が行くようなお弁当屋さんを発見!
中沢弁当(弁当・総菜)
店内に入りました!
メニュー表です。
昭和のにおいがプンプンします。
店内も昭和です。
ここでタバコを吸いながら、お弁当を食べれるってことですね。
椅子も置いてあります。
アジフライ弁当 500円
からあげ弁当 500円
なるほど!
仕事の合間に食べるお弁当って感じでした!
西の河原公園に向かって、フラフラ歩きます。
片岡鶴太郎美術館もあります。
HP:http://www.kusatsuhotel.com/tsuru/
開館20周年の特別価格みたいです。
Cafeもありました。
営業時間:8:00~17:00(ラストオーダー:16:00)
公衆トイレもあります。
八百屋のようなお店があり、看板猫ちゃんがいました。
西の河原公園に着きました~。
足湯天国です!
入浴剤をいれているわけではないのに、この色!
この温泉は強酸性ですので釘などの鉄は溶けてしまいます。
聞いた話によると釘は1週間で溶けてしまうとか。
温泉街は硫黄泉で乳白色の色をしていますが、西の河原公園内に湧き出す温泉は緑色をした透明です。泉質が酸性塩化物硫酸塩温泉という泉質のため色が違うようです。
お砂のまき方
川は酸性ですから魚はもちろんいません。
以前は、草津を流れる川は強酸性のため川下の生物に影響を与えていたようです。
川下まで魚がいなかったようです。
今は、石灰を川に含ませ中和させて、川下の環境も改善されたらしいです。
活火山である草津白根山があるので、そのマグマで温められた温泉が湧きだす風景が目の前で見ることができます。
西の河原公園を奥まで進むと足湯があります。
公園の噴水くらいの大きさがあり、大人数が利用出ます。
西の河原露天風呂のご案内
西の河原露天風呂
毎週金曜日は、混浴の日。
2019年1月11日より毎週金曜日(特定日を除く)、西の河原露天風呂を「混浴の日」としてスタート。
カップルや友達同士、ご夫婦、ご家族で丸山のライトアップと合わせて混浴露天風呂が楽しめます。
料金:大人:600円・子供:300円
JAF優待割引(10%割引):
https://jafnavi.jp/web/facility.php?sisetu_id=101110X00116&exec_mode=1&SsnId=
営業:7時~20時(12月~翌3月9時~)最終入館は19時30分まで
休業:6月に臨時休の場合あり
その他:年中無休
西の河原温泉HP:http://sainokawara.com/
500平方メートルの巨大露天風呂「西の河原露天風呂」
草津温泉入浴の心得
西の河原温泉は、脱衣所と露天風呂しかないシンプルな温泉です。
洗い場は、ありません。
西の河原露天風呂にいく時は、タオルを持って行きましょう。
持っていかなくても購入することができますが、少し高めです。
オリジナルフェイスタオル : 320円
オリジナルバスタオル : 1,350円
湯畑と並ぶ草津温泉の名物が、西の河原公園内にある露天風呂「西の河原露天風呂」。2015年にリニューアルしたばかりのこちらの施設は、大自然の中にある大きな池のような露天風呂です。
待ち合わせをするスペースもリニューアルの際に作られたみたいです。
入ります!
貴重品を入れるロッカーもあったのでお財布等は、そこにいれるといいと思います。
広いとは思ってましたが、レジャー施設などにある大きなプールくらいの広さです。
周囲を小高い山に囲まれ、深緑を眺めながらの入浴は最高でした!
春は新緑、冬の雪見風呂も格別だそうです。
源泉は万代鉱(ばんだいこう)から湧き出る万代源泉。
草津温泉の中でもマグマに近い高温の源泉で、その湧出温度は約95度ととても高く、殺菌・抗炎症作用に優れているとされています。
恋の病以外は治せる、というのが草津温泉の特長なのだとか。
遠目にはグリーンがかって見えますが、実際は無色透明でさらりとした感触。源泉が流れ込む湯口付近の温度は高く、源泉から離れるほどぬるめになっているので、熱いのが苦手な人や子供でも、いい湯加減を見つけることができます。
温泉を出たら、お腹がすいてきました~。
湯畑方面に戻る西の河原通りにあるお店に立ち寄ってみました。
店名:山マタギと海番屋
電話番号:0279-88-7515
営業時間:9:30~24:00(日曜営業)
交通手段:湯畑から徒歩5分
マタギ焼 ブタ 350円を購入
温泉の後に食べる串焼!美味しいです。
群馬県産 肉厚 しいたけ焼 一串 300円を購入。
ほんとうに、肉厚で美味しいです。
ふっくらとした大きな椎茸。
食べ歩き最高ですね!
草津温泉『熱乃湯(ねつのゆ)』にも行ったので別記事で書きました。