東京・横浜グルメ散歩日記

~東京・横浜のグルメ散策ブログ~

群馬県・草津【観光・温泉】行列必至の草津温泉『熱乃湯(ねつのゆ)』で湯もみショー&湯もみ体験!JAF割引で600円➡550円になりました!

高温の源泉の温度を下げるために、古くから受け継がれる草津温泉の伝統文化「湯もみ」。

湯畑の目の前にある「熱乃湯」では、観光客向けに湯もみを実演しています。

草津温泉で湯もみといえば熱乃湯といえるほど、草津温泉の人気観光スポットという事なので、実際に熱乃湯で湯もみを見学してきました。

 

ちなみに2015年4月に「熱乃湯」は、大正ロマン風の建物へと生まれ変わりました。

新築ですね!

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施設名:草津温泉 熱乃湯

住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津414

熱乃湯のTel:0279-88-3613

HP:https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/netsunoyu/

料金:大人600円・小学生300円

割引:https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/netsunoyu/access/

JAF会員優待施設(割引):

https://jafnavi.jp/web/facility.php?sisetu_id=101110X00112&exec_mode=1&SsnId=

 

草津温泉の源泉の温度は51度から95度もあり、そのまま入浴することはとてもできません。
温度を下げるために水を入れたのでは、温泉の効能が薄れてしまいます。

そこで、熱い源泉の中に六尺板を入れて湯をもみ、入浴できるまでの一定の温度に下げる「湯もみ」が考え出されました。

また、「湯もみ」をすることにより、温度を下げるだけでなく、湯を柔らかくする効果や入浴前の準備運動にもなります。


草津には江戸時代より、湯を冷ます「湯もみ」や、高温の湯をなるべく動かさぬよう皆で同時に入り、同時に上がるという集団入浴法がありました。

その後明治に入ると、湯長の号令で時間を区切って入浴する「時間湯」という入浴法が確立されました。

「時間湯」では、入浴前に湯もみを行い、のぼせを防ぐために.手桶で頭に30杯以上の湯をかぶります。

その後、湯長の号令で一斉に入湯し、3分間。同じく号令で一斉に上がる。

これを1日4回繰り返します。 この「湯もみ」を行う際、調子を取るため歌われるのが「草津湯もみ唄」で、特に草津節が有名です。
「時間湯」は、最盛期には6か所の浴場で行われており、「熱乃湯」では昭和32年まで行われておりました。

現在は「千代の湯」「地蔵の湯」の2か所で行われております。 

 

草津温泉旅行で一度は見学・体験しておきたい「湯もみ」。

週末のチケット販売開始前には多くの観光客で賑わう為、行列必至です。

すでに、たくさんの人が並んでいます。

公演時間前に並んでおくのが得策です。

 

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午前分のチケットは9:00から販売開始しますよ!

 

湯もみショーは1日6回公演です。

 

  • 午前:9時30分・10時・10時30分
  • 午後:15時30分・16時・16時30分

 

※ これら6回の時間帯では、湯もみ体験はショーの途中に飛び入り参加のシステムでやるので全員が体験に参加できるわけではありません。

(希望者はほぼ全員参加できます。人数制限があるとはいえ、合計で40名もの参加が可能だからです。)

湯もみ体験に飛び入り参加したい場合1階にいないと参加しそびれますので、注意が必要です。

 

私は、15時15分くらいから並んで15:30の回を購入しました。

JAF割引価格550円でした!

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中に入ると、1階席と2階席があります。

チケットを買った順に入場するので、1階の椅子部分はすでに満席でした。

椅子部分が埋まると、座席後ろでの立ち見になります。

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高村光太郎は2度草津を訪れている。

『時間湯のラッパが午前六時を吹くよ。朝霧ははれても湯けむりははなれない。湯ばたけの硫気がさっとなびけば、草津の町はただ一心に脱衣する。』

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公演時間になったら湯もみと踊りショーが始まります。

 

「湯もみと踊りショー」プログラム

 

1.オープニングムービー(湯もみについて)

2.踊り(草津節)

3.湯もみの実演(草津節)

4.湯もみ体験(お客様体験コーナー)

5.湯もみ体験(2回目お客様体験コーナー)

6.踊りと湯もみ(草津湯もみ唄)

 

ショーのはじまりです!

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オープニングムービー(湯もみについて)

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片岡鶴太郎さん

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踊り(草津節)

草津よいとこ~、一度はおいで~。ちょいな。ちょいな。』

湯もみ娘が草津節にあわせて踊りを披露します。

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湯もみの実演(草津節)

踊りが終わると、湯もみ娘が湯もみ板の前へ。

湯もみ板を持って、いよいよ湯もみが始まります。

湯もみショーに登場する演者のみなさんは、「スーパー・エキセントリック・シアター」という劇団に所属する劇団員の方々です。

どこかの旅館の仲居さんというわけではないんですね。

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くさつが、『くさっ!』に見えてしまう。

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湯もみ体験(お客様体験コーナー)

湯もみ体験は、湯もみショーの半ばにあります。

やりたい人だけ集まって出て行くシステムです。

湯もみ体験は、草津節に乗せて行われますが、一般人ですからリズムにしっかりのれない人もいますし、子どもにとっては木ヘラが大きすぎたりして上手くお湯を揉めなかったりで、和やかなムードになります。

湯もみ体験は、(10人×2回)×2回 行われますので、合計40人が参加することが出来ます。

湯もみ体験は、湯もみの実演の後に1階の両サイド奥で先着順に受け付けるので、湯もみ体験を希望する場合は1階の端っこで見学するのが良いと思います。

でも、そんなに焦らなくても参加できます。

人数が限られているので早い者勝ちということになっているんだと思いますが、やりたい人は、ほぼ全員参加できると思います。

湯もみ体験は、湯もみ娘が、湯もみを手とり足とり教えてくれたり、記念撮影をしてくれます。

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湯もみ体験に参加すると、草津観光協会から賞状がもらえます。

賞状には、5つの空欄があって、5回参加すると何かしらの粗品が頂けます。

一体何が貰えるのか気になりますが、5回は参加できないかもね。

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賞状と一緒にもらえるのが、ポストカード・絵はがきです。

片岡鶴太郎さんが手がけた熱乃湯の幕絵がデザインされた非売品のポストカードで、4種類あるみたいです。

ポストカードは片岡鶴太郎さんデザインの幕絵と同じ柄でした。

熱乃湯のステージには、草津の四季をイメージした幕絵が飾られています。

春夏秋冬と4種類の幕絵があり、季節によって付け替えているみたいです。

この4種類の幕絵がポストカードの柄に採用されたみたいです。 

 

  • 春:石楠花しゃくなげ
  • 夏:三ツ葉つつじ
  • 秋:竜胆りんどう桔梗ききょう・秋草
  • 冬:雪椿

 

私が行った季節は、夏だったけれども、なぜか冬の雪椿を頂きました。

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しばし、待ち。

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踊りと湯もみ(草津湯もみ唄)

踊りが始まりました。 

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最後は激しい湯もみで大きな水しぶきを上げ、会場を沸かせてフィニッシュ。

所要時間は、表の看板に記載されていたとおり、ちょうど20分で全プログラムが終了しました。

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草津に訪れたなら、一度は行きたい施設です。

楽しかったです~!

 

草津温泉旅行記事は、下記にも書いてあります。

 

ayayacha.hatenablog.com

 

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