沖縄に来ると、必ず、どこかの戦跡めぐりをします。
今回は、3回目の訪問となる旧海軍司令部壕に行きました。
那覇空港から車で約15分の場所にある旧海軍司令部壕。
70年以上も前にツルハシやスコップを使って掘ったこの壕が、当時の様子をありのまま、私達に伝えてくれます。
旧海軍司令部壕
住所:沖縄県豊見城市字豊見城236
電話番号:098-850-4055
那覇空港から15分ほど、車を走らせると着きます。
ここの駐車場は無料です。
ビジターセンターです。
チケットを購入します。
資料館の入り口です。
司令官は太田實少将でした。
旧海軍司令部壕の司令官であった大田實少将はじめ幹部6名は、米軍の猛攻に昭和20年6月13日夜半、拳銃自決を遂げました。
大田少将が海軍次官に宛てた、沖縄県民の献身的作戦協力について訴えた電報が残っています。
「沖縄県民かく戦えり、後世特別のご高配を賜らんことを」現代語に訳すと、「沖縄県民はこのように戦い抜いた。県民に対し、後程、特別のご配慮を頂きたくお願いする。」という電報を残して自決なさいました。
壕入口です。
旧海軍司令部壕見取図です。
全ての命が尊ばれる世界になりますように。
考えさせられます。
壕入口階段です。
105段、20mほどの階段を降ります。
約4000人の兵士が収容されていました。現在は300mが復元されました。
幕僚室です。
手榴弾の弾痕です。
つるはしを使って、人の手で掘られました。
このつるはしで、こんなに大きなトンネルを掘ったんですね。
旧海軍司令部壕の中枢です。
壕出口です。
とても、考えさせられました。
この後は、沖縄のアウトレットに行き、レンタカーを返し、空港に戻りました。