圓山駅から世界4大博物館の1つ台湾国立故宮博物院を目指します!
だいたい15時半くらいの到着になりそうです。混みそうだ~。
すいてる時間は、朝早い時間と閉館間際の時間らしいです。
MRT Red Line(台北捷運 淡水信義線)の 士林駅 から路面バスで行く予定です。
圓山駅から近いしね~。2つ先だ!
中国歴代王朝の美術的・歴史的価値の高い収蔵物を保持している国立故宮博物院。中国歴代王朝の皇帝たちが収集したコレクションを基に、約69万点以上の至宝を収蔵する中国文化と芸術の殿堂で、常時約2万点が展示されています。
広い館内を周るには最低でも3~4時間は必要と言われています。
この辺は、美術館が好きか、そうでもないか等、いろいろ分かれるところかもしれませんね。
故宮博物院は清朝最後の皇帝、溥儀が北京の紫禁城(故宮)から退去した後の1925年に、歴代皇帝が所有していた美術品を一般公開したのが始まりです。1931年に満州事変による戦火を避けるために南京に移され、1937年に日中戦争が勃発すると3つのルートに分けられて四川省に疎開し、戦争終結後に再び南京に戻されました。
その後、毛沢東率いる共産党と蒋介石率いる国民党の間で内戦が起こり、形勢が不利になった国民党は台湾移転を決定。同時に故宮から精選した第一級の文物も1948年から3回にわたって台北に運ばれました。
1965年、それらを収蔵する故宮博物院が台北近郊の外双渓に完成し、皇帝私有の宝は晴れて世界中が衆目する公の宝となりました。
翡翠(ひすい)を彫刻した「翠玉白菜」、豚の角煮を模した「肉形石」等が有名です。
国立故宮博物院(National Palace Musium)
ホームページ:国立故宮博物院
営業時間:午前8時30分~午後6時30分(金曜、土曜は午後9時まで)
定休日:無し
入場料:一般350NTD 18歳未満無料 国際学生証提示150NTD
住所:台北市至善路二段221号
MRT士林駅に着きました~!
MRT 士林駅 (シーリン駅)に着いたら1番出口を目指します。
有名な士林夜市があるのはひとつ前の 劍潭駅 (ジエンタン駅)です。
プラットフォームからエスカレーターを降りたところに、バス乗り場の案内掲示がされています。路面バスの料金支払いにも悠遊カード (EASYCARD) を利用できます。
バスのことも書いてある!
MRT士林駅から故宮博物院へは路面バスで行きます。
案内表示に従ってバス停留所を目指します。
出口1番から出るのね。
出ましたよ~。
改札を抜けて線路沿いをそのまま直進し、大通り(中正路)にぶつかったら右へ。
駅を背中にして、右へ行きます。
右行ったよ。振り返りパシャリ📷
右に曲がります。
すぐそばのドラッグストア watson の前にバス停留所があります。
故宮博物院へ向かう観光客や地元の人たちが集まっているので、すぐに分かります。
MRT淡水信義線 士林駅 下車、紅30バスに乗り換え、故宮博物院正館入口下車。
または、255、304、815(三重-故宮博物院)、小型バス18、小型バス19に乗り故宮博物院大門広場前下車。
台湾のバスは運転が荒いことで有名です。
吊革や手すりにしっかりとつかまって下さい。
所要時間は10分~15分ほど。
運転手も観光客が多く利用することを心得ていますし、故宮博物院が目的地の人もたくさん乗っているので、乗り過ごす心配はないと思います。
乗車運賃は、15元ほど。停留所は故宮博物院の目の前にあります。
駐車場から写真撮影。故宮博物院の正門に向かいます。
ここで記念撮影している人たちもいましたよ。
カフェもあるみたいです。
至善園は、国立故宮博物院の敷地内にある中国庭園。
故宮入場券半券をお持ちの方は、無料で観覧できるみたいです。
階段を登ります!
記念撮影している人たちがたくさんいます。
歩きます!
歩いていくと両側にピーシャンというシーサー的置物が置かれています。
この横に庭園があります。
ここでも記念撮影している人たちがいます。
広いですね~。
国立故宮博物院の目の前にマンションがあります。
気になりました。なんだろう??
気になります。
調べてみましたが、日本語サイトでは分からず。
気を取り直して、入り口です。
食べ物・飲み物・ボトルは名前を書いた後バスケットに置いていくこと。
日本語でも書いてあります。
まさかの剥き出し。いいのかな?いいだろうなぁ。
元クロークのあった場所を改装して作られたというコインロッカーです。
全面に花鳥画を描き、博物館の展示内容との調和を意識しているんですね。
ここに、リュックやバックを入れて行きます。
リュックサック、旅行カバン、スーツケース(A4サイズを超える身の回り品)などは、預けることと注意事項に書いてあります。
台湾では、デザイン、美術、工芸、建築などの文化的なものに対する意識が高く、台北市内をはじめ各地にアートな空間を持つ商業施設やリノベーションされた歴史的建造物などの文化施設がいっぱいです。
日本語の音声ガイド(150元・パスポートを預ける必要あり)を借りると、文物の情報と背景をより深く知ることができます。私は、パスポートを預けてしまう不安ありつつ、音声ガイドを借りましたが、時間がなくてたいして聞くことが出来ず、今回は借りなくても良かったかもなぁ~と思いました。
時間ある人は、ぜひ!!パスポートも、音声ガイドを返せば戻ってきますよ!
国立故宮博物院では、チケット購入時の混雑を軽減するため、悠遊卡(ヨーヨーカード)で入場料の支払いができるようになっています。
残念ながら料金は、かわらないです。
開館時間:8:30~18:30、金・土は21:00まで
チケット販売時間:閉館時間の30分前まで
休館日:無し、年中無休
一般入場料:350元
展示物は器物、書画、図書文献に大別され、1~3階に時代順にカテゴリーに分けられて配置されています。まず1階102室のオリエンテーションギャラリーで、中国の歴史にざっと目を通した後、3階→2階→1階と下りていくのがお勧めらしいです。
1階 102室「導覽大廳(オリエンテーションギャラリー)」には台湾文化史年表をはじめ、その時代ごとの文物が紹介されているので、ここで時代の流れを把握してから館内をまわるのがいいと思います。
館内は写真や動画の撮影は可能ですが、フラッシュや三脚、自撮り棒は禁止となっています。
また
時間があまりない方は3階を中心に見るのがいいと思います。
たまたまでしょうか。
15時半くらいなのに、この日は館内すいていました!
ラッキーです。
故宮博物院の2大シンボル「翠玉白菜」と「肉形石」を見に行きます!
待ち時間が今ならなさそう!人が、ほとんどいないです。
「翠玉白菜」は清の第11代皇帝光緒帝の后、瑾妃の嫁入道具として紫禁城の永和宮に飾られていたもので、清廉潔白を意味する白菜の上に子孫繁栄と多産を意味するキリギリスとイナゴが配されています。色が分離したヒスイ輝石の形と天然の色合いを活かし、白い部分を茎、エメラルド色の部分を葉に見立て、みずみずしい質感までも見事に表現しています。
写真とれた~!!
これ並び直して撮影したんですよ。
中国人の方が何人か横入りしてきてシャッターを押そうとしたところ、ドーンと押され横入りされて、写真がブレて。それなのに、写真は1人1枚までだから、終わり!
とガードマンに言われて。。。トホホ!
横入りには、注意しないの~???ほんとうに、腹がたちました。
言語さえできれば、文句も言えるのに!!きぃ~!!悔しい!
「肉形石」は清の第5代皇帝雍正帝の寝宮であった養心殿に置かれていたもので、3層に分かれた天然石に彩色と加工を施し、豚の角煮そっくりに仕上げた傑作です。自然の筋目と色の変化を利用して皮、脂身、赤身肉に似せ、皮の表面には細かな毛穴を設けるなど卓越した技巧が見られます。
このお肉は、そんなに人気がなくて、並んでなかったです。横入りもされなかったし。
ネチネチ。
301室の「毛公鼎」は獣を模した3本足を持つ青銅の祭礼器具で、器の内側に500文字の銘文が刻まれています。政情不安な西周晩期、宣王が功労のあった叔父の毛公を称えた内容で、褒美として多くの品を下賜したことなどが綴られています。32行にも及ぶこの銘文は現存する青銅器に記されたものの中で最も長く、史実を伝える歴史的資料として高い価値を持っています。
反射してうまくとれないです。
あしの部分をZOOM!
同じく清代の「象牙透彫雲龍文套球」は職人親子3代が100年にわたって彫り上げた多層球です。わずか直径12センチほどの球の表層には精巧な9匹の龍の彫刻が彫られ、その中には透かし彫りの幾何学文様が施された24層の球体があり、各層自由に回転させることができます。現在では制作不可能、もはや神業としかいえない超絶技巧の象牙細工です。
清代1737年に作られた「雕橄欖核舟」も驚きの極小彫刻です。高さ1.6センチ、縦1.4センチ、横3.4センチ足らずの小さなオリーブの種を小舟に仕立て、中には表情や動きの異なる8人が乗船しており、扉が開閉する小舟の船底には300字もの文字が刻まれています。
小さい子達が並んでいます。これかなぁ??
レポートちゃんとしてなくて申し訳ないです。
その他にも、見どころ満載です。
最後は、お土産の時間です。
本館2階には書店「停雲」とレプリカが充実している「玲瓏館」「宝絵廊」、地下1階には広くて開放的な「多宝格」があります。
おみやげや記念品を買うなら、エスカレーターを下りて一番大きい「多宝格」で購入するのがいいでしょう。
金曜日と土曜日は夜9時まで営業しているので、展示を見た後でもじっくりと買い物ができます。
疲れた~!!となった時に休むカフェやレストランの紹介です。
本館1階にカフェ「閑居賦」、西側の別館にレストラン「故宮晶華」、第二展覧エリア1階にカフェ「富春居」があります。
本館唯一の休憩処である「閑居賦」はいつも混んでいるので、ゆっくりするなら「富春居」がいいとのこと。
いったん館外に出ることになるみたいですが、入場券の半券にスタンプを押してもらうと再入場できるみたいです。
「故宮晶華」は、1~3階は日本人デザイナーが内装を手掛けた高級レストランです。
私達夫婦は、値段を見て撤退!
また、次に士林夜市も行く予定もあったので、ここでのんびりするよりは、早めの撤退をすることにしました。
値段にひよったのもあります。
でも、次回は、故宮晶華で食べてみたいなぁ~!!
さてさて、帰りますか。
私達夫婦は、だいたい1時間半くらいの滞在時間でした。
短いですよね。
帰り道も、パシャパシャと写真撮影📷
ゴミ箱もお洒落
時間の都合で行けませんでしたが、中国庭園「至善園」を散歩するコースもあります。
至善園は故宮博物院の敷地内、天下為公牌坊の門がある大門広場の東側に広がる中国式庭園です。
入口は展示エリア1階に続く外階段の横と大門広場近くの正門の2カ所で、正門から入場すると博物院の半券提示で無料で入園できます。(月曜日は休園)
中国宋代の庭園の景観を再現した園内には、洗筆池と龍池を中心に小川や散策路が設けられています。
さてさて、帰りもバスで帰りますよ~!!
帰りのバス停は、混んでました。
早い者勝ちでどんどん乗っていくので、遠慮すると乗れません。
1本目は乗れなかったので、2本目のバスに乗車!!
かなりの混雑で、日本の満員電車のような感じで立って乗車しました。
日本人も多かったですね。